みなさま、太陽光は足りていますでしょうか?さて、第3回目となる「教えて!南雲先生」ですが、今回は「紫外線とビタミンDでうつ病を撃退!!」というテーマで、南雲先生にお話を伺いました。うつ病と紫外線がどう関連するのでしょうか?ぜひ、ご一読ください!!PROFILEナグモクリニック総院長南雲吉則 医師1955年生まれ。乳腺専門医、医学博士。慈恵医大・近畿大学の非常勤講師。慈恵医大学卒業、東京女子医大形成外科、癌研究会附属院外科、慈恵医大学第一外科乳腺外来医長を経て、バスト専門のナグモクリニック総院長。「女性の大切なバストの美容と健康と機能を生涯にわたって守る」をモットーに東京・名古屋・大阪・福岡、銀座の5院を飛び回る。がん患者の命を救う食事と生活術「命の食事」を提唱。テレビ出演・著書多数。「ナグモクリニック」ホームページ: https://www.nagumo.or.jp/「命の食事」ホームページ:https://inochinoshokuji.or.jp/「Dr.ナグモの命の食事チャンネル」https://www.youtube.com/channel/UCbz9DRg2pfeTEuz7CgxPM9gINDEX01.うつ病を改善する紫外線の5つの良い影響「最近、気分が落ち込みやすいな…」と感じることはありませんか?もしかしたら、それは太陽の光が不足しているせいかもしれません!太陽光に含まれる紫外線は、私たちの心身に様々な良い影響をもたらします。ここでは紫外線が心身に与える良い影響を5つご紹介します!【良い影響 その1】エンドルフィンを生成紫外線を浴びることで皮膚で生成されるエンドルフィンは、「快楽ホルモン」や「脳内麻薬」とも呼ばれ、幸福感や高揚感をもたらします。エンドルフィンには痛みを抑制する効果やストレスを軽減する効果もあります。【良い影響 その2】セロトニンを分泌紫外線を浴びると、その紫外線が目から網膜を刺激し、脳の松果体から分泌されるセロトニンは、「幸せホルモン」として知られ、不安や緊張を和らげ、精神的な安定をもたらし、幸福感や満足感を感じやすくします。【良い影響 その3】体内時計を整えるセロトニンは視床下部の体内時計をリセットし、昼間は活動的になり、夜は睡眠に関わるホルモンであるメラトニンの分泌を促してくれるので、睡眠の質を向上させます。セロトニンは健康的な生活リズムを整えてくれると言って良いでしょう。【良い影響 その4】自律神経を整える体内時計が整うことで、交感神経と副交感神経のバランスが保たれ、心身の安定につながります。自律神経とは体の様々な機能を自動的にコントロールしている神経系のことです。【良い影響 その5】ビタミンDを生成紫外線によって生成されるビタミンDは、脳の神経細胞に働きかけ、その機能を活性化します。ビタミンDは、私たちの健康にとって非常に重要な役割を果たしていますので、バランスの取れた食事と適度な日光浴を習慣にして、ビタミンD不足にならないように注意しましょう。02.うつ病と紫外線の関係アメリカで行われた研究によると、うつ病患者の症状は、紫外線量が低下する10月から急増し、1月に約8割の患者が何らかのうつ症状を抱えていることが分かりました。しかし、紫外線量が増える4月頃までには、ほぼ全員が回復したと報告されています。この現象は「冬季うつ病」と呼ばれ、紫外線量の変化がうつ病の発症に深く関わっていることを示唆しているのです。心の健康を支える、その他の栄養素紫外線とビタミンD以外にも、うつ病の予防や改善に有効な栄養素を紹介します!オメガ3脂肪酸体内でEPAからDHAに変換されるオメガ3脂肪酸は、脳の神経細胞を活性化し、傷ついた神経細胞を修復する働きがあります。ミネラル・ビタミンB6亜鉛、鉄、マグネシウムといったミネラルとビタミンB6は、ドーパミン(元気)、アドレナリン(やる気)、GABA(のん気)、セロトニン(うきうき)、メラトニン(眠気)といった脳内神経伝達物質の生成を助けます。タンパク質トリプトファン、フェニルアラニン、グルタミンといったアミノ酸は、神経伝達物質の材料となります。主食(白米、パン、麺)よりも「おかず食い」を心がけ、バランスの良い食事を摂ることが大切です。03.太陽の光と栄養で、心も体も健やかに太陽の光を浴び、バランスの取れた食事を摂ることは、心身の健康を保つ上で非常に重要です。もし、最近気分が落ち込みやすいと感じたら、まずは太陽の下で軽い運動をしたり、栄養バランスの取れた食事を心がけてみてください。それでも症状が改善しない場合は、専門医に相談することも大切です。引用引用:「病気が逃げていく!紫外線のすごい力」南雲吉則著(主婦の友社)よりhttps://books.shufunotomo.co.jp/book/b482233.html